「粘着質な男」に好かれ続けた39歳女性が、"人生の棚卸し"で元同僚と再会・結婚。「結婚相手は知人の中に」の一言で激変した運命

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なお、恋愛体質ではないと自覚している友里さんは、交際前から「好きだ」という感情にはなりにくい。棚卸しをしても「異性としてもう一度会ってみたい」と思える人は2人だけだった、という低体温ぶりである。

「恋愛に勢いがあるわけではない私ですが、後悔はしたくありません。『あのときもう少しがんばっておけば』と思わないで済むために、私にしては頑張って連絡しました」

8年ぶりの再会後、関係性は「怒涛の如く」進展

実は、友里さんと克彦さんは、10年前の同僚時代に何度か2人で遊びに行ったことがある。自然の中で散歩をしたりハイキングをしたり。付き合うには至らなかったが、友里さんには楽しい思い出として残った。

「会社対抗のスポーツ大会で活躍していた夫のことは、最初から好きな雰囲気だなとは思っていました。でも、私はこの通りの性格ですし、夫も女性に縁が薄い“ザ・理系男子”です。私は都心の本社勤務で、夫は北関東の支社にいたので、連絡を取り合わないまま私が転職してしまいました」

克彦さんと共通の先輩は世話焼き気質で、友里さんが結婚願望を持ちながらも相手がいないことを気にかけていた。「あいつはダメなの? いまだに彼女がいないよ。連絡を取ってみなよ」と声をかけてもらい、「後悔しないキャンペーン」の最中だった友里さんは重い腰を上げて連絡をしたのだ。

「8年ぶりに連絡を取る口実が見つからずに、困りました。でも、前職の会社がスポーツ大会で優勝したと聞いたので、『優勝したみたいですね。あの頃が懐かしいです。元気ですか?』とLINEで送ってみました」

克彦さんからはすぐに返事があった。しばらくやり取りをした後、2カ月後には<久しぶりに遊びに行きませんか>と誘ってもらい、三浦半島へのドライブへ。

「ずっと穏やかな時間が流れていました。楽しかったです。次に遊びに行った帰りに、『付き合ってください』と言ってもらいました」

よろしくお願いしますと快諾した後は、関係性が「怒涛の如く」進展したと友里さんは語る。一緒に住みたいけれど、お互いの家と職場はかなりの距離があった。退路を断ったのは友里さんのほうだった。

「2024年の1月から、夫が住んでいた家でお試し同棲を始めました。会社まで片道3時間近くかかってしまいましたが、通勤で無理をしてでも成り立つ関係なら、先のことを考えられるだろうと思ったんです」

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