「1kgの巨大ケーキ」「真骨頂の手打ちパスタ」…イタリアで驚いた!欧州の《クリスマス&正月》の"意外な実態"

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クリスマス
この季節には、スーパーマーケットの果物コーナーにも、イタリアのクリスマスに欠かせないドライフルーツ、ナッツ類、アーモンドに胡桃、ディーツ、ドライイチジクなどが並ぶ(写真:筆者撮影)

真骨頂の手打ちパスタ

生ハムやパルミジャーノチーズで有名なイタリア北東部のエミリア・ロマーニャ州では、クリスマスでも前菜にはサラミやハムの盛り合わせを堪能した後、真骨頂は手打ちパスタ、特に詰め物入りのパスタだという。

よく知られているのは「トルテッリーニ・イン・ブロード」。肉、生ハム、モルタデッラという加熱ハムなどの詰め物をしたトルテッリーニという小さなパスタを、コンソメ(イタリア語のブロード)に浮かべて食べるのだ。家庭に伝わる懐かしい味と温かいコンソメが心も身体も温めてくれるのだという。

こんなふうに、地方によって家庭によってメニューは変わってくるが、大事なのは、北イタリアでは25日の昼食がクリスマスの本番で、家族・親戚揃ってご馳走を長時間にわたって食べるケースが多いということだ。

一方で24日のイブの夕食は、カソリックの習慣から魚料理を食べるという決まりがあるが、食事自体はそれほど重要視されていない。夕食後、夜中の12時に乾杯をしてキリストの誕生を祝ったりして、教会へミサに出かけてクリスマス本番となる。

ところが南イタリアになると、大事なのは24日の夕食で、25日はクリスマスを祝うことは祝うけれど、重要度がちょっと下がるそうだ。

どちらにせよ、24日は魚料理というのは北イタリアと同じ。なぜ魚かというと、カソリックの伝統で、イエスの誕生を待つ間は豊かな食べ物(肉)を避け、貧しいもの(魚!)を食べて断食と悔い改めをする、ということらしい。

だから南イタリア、ナポリのあるカンパーニャ州やプーリア州、シチリア州あたりでは、24日の夜に魚介づくしのご馳走でクリスマスを祝うというから、日本人の私は南イタリアでの”貧しい”ご馳走を食べたいと思ってしまう。

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