「Excelや資料作成」より先に新人が学ぶべきこと。AI時代のコンサルが実践する「チームで成果を出す」3原則

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外資系コンサルの仕事の進め方
AI時代に生き残るチームと個人のあり方について解説します(写真:y.uemura/PIXTA)
「新しい職場やプロジェクトに配属された! 早く独り立ちして、チームの役に立ちたい」。成長を志す若手や中途採用者なら誰でも、そのように願うものです。変化のスピードが速いコンサルティング業界のような現場に挑む人なら、なおのこと「一刻も早く戦力に」と焦りを感じる場面も多いはずです。
その結果、多くの人がExcelのショートカットやPowerPointの資料作成術といった「個別のスキル」を磨くことに埋没してしまいがちです。しかし、実はそれ以上に重要なことがあります。それは、個人のスキルをどう活かすかという「チームの中での働き方」を理解することです。
技術進化が加速し、AIが日常に溶け込むこれからの時代、仕事の主役は「定型業務」から「プロジェクト」へとシフトしていきます。ここでは、『外資系コンサルの仕事の進め方』の内容をベースに、AI時代に生き残るチームと個人のあり方について解説します。

働き方が変わり「仕事の単位」が変わる

いま、働き方の前提が静かに書き換わりつつあります。技術進化の速度は加速度的に高まり、地政学リスクも複雑化しています。これまでのように「決まった業務を、決まった手順で、安定的に回す」だけでは企業も個人も生き残れない時代になりました。

外資系コンサルの仕事の進め方: 実践の場で使える問題解決の基盤スキル
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象徴的なのは、事業成長の中心がオペレーションではなくプロジェクトに移っていることです。

たとえば、SaaS企業の急成長モデルや、国内外で拡大するD2C(Direct to Consumer)ブランドのように、長大なサプライチェーンや大量の現場作業を必要とせず、少人数のチームが短期間でレバレッジを効かせて成果を出すビジネスが増えました。

生成AIはこの傾向にさらに拍車をかけます。情報処理能力は飛躍的に拡張され、アイデアの実装も高速化するため、才能の差にレバレッジがかかり、パフォーマンス格差は従来以上に広がるでしょう。

だからこそ、これからの働き方において重要なのは、「プロジェクト」という仕事の単位を理解し、その進め方のルールを身につけることです。

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