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ライフ #東京で最初に住んだ街

「キラキラ都会暮らしをしたい!」→「23区だけど畑だらけ」 地方出身20代女性が新婚生活に選んだ"東京の田舎"な街の実態

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大泉学園の良さは、アニメや練馬野菜だけではない。商店街が充実していることも、魅力的なポイントだった。駅周辺はもちろん、住宅街の中にも小さな商店街があって、そこかしこに地に足のついた生活が繰り広げられていた。

当時は家から駅までの間に昔ながらの豆腐屋さんがあって、朝はお店から豆を炊く蒸気がもこもこと立ち上がっていた。そのふくよかな匂いを通勤途中に嗅ぐと朝から幸せな気持ちになったものだ。また、帰りはその店で手作りのがんもを時々買って夕飯の煮物に入れていた。ふわふわで味がよく染みておいしかった。

当時SNSに閉店を惜しむ投稿をした時の画像。「2014年3月23日」と記されていた(筆者撮影)

畑もあるし、牧場もあるし、スタバもある

駅前のビルにはスタバもカルディも、大きな本屋もあり基本的になんでも揃う。そこから少し離れると、ユニクロや無印良品などのテナントが入った大きめの商業施設やホームセンター、映画館もある。映画館のビルには当時TSUTAYAがあったので、DVDや漫画を借りに自転車でよく通った。大泉学園は、都会っぽさと郊外っぽさが同時に混在する場所だと思う。

生活に必要なものは、大抵ここで揃う(筆者撮影)
映画館もあるので、休日の過ごし方にも困らなかった(筆者撮影)

先程、大泉学園には畑があると書いたが、実は牧場もある。「小泉牧場」という、23区唯一の牧場だ。牧場と言っても広い牧草地があるわけではなく、小さな牛舎や牛乳の製造施設である。それが住宅地を歩いていると、急にポンと現れるのだ。

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【桜並木が有名な大泉学園通り】

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