「キラキラ都会暮らしをしたい!」→「23区だけど畑だらけ」 地方出身20代女性が新婚生活に選んだ"東京の田舎"な街の実態

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大泉学園(以下「大泉」)という駅名を聞いて、東映の撮影所を挙げる人も多い。現在の東映アニメーション株式会社の前身である東映動画が、1958年に日本初の長編カラーアニメを製作したことに由来し「日本アニメ発祥の地」とも呼ばれている。

大泉学園
駅の改札近くにはアニメのキャラクターの銅像が多数(筆者撮影)
大泉学園
ちなみに地名には「学園」と付くものの、これはかつての学園都市構想からきたもので、実際に大泉学園という学校はない(筆者撮影)

石神井公園は豪邸が多く「高級住宅街」という華やかな雰囲気があるが、大泉学園はもう少し庶民的な、親しみやすく落ち着いた街という感じだ。

無人販売の野菜の美味しさに衝撃を受ける

23区内における農地の約4割が練馬区にあり、「ここは東京?」と思うほど、大泉学園でも至るところに畑がある。

畑の横には無人販売用のコインロッカーを設置しているところも多く、採れたての季節野菜を手頃な価格で買うことができる。内心「東京の野菜」を舐めていた田舎出身の私だが、無人販売で買った練馬大根のあまりの瑞々しさには「失礼しました…」と思わずひれ伏した。

大泉学園
大泉学園
大泉学園
コインロッカーに並ぶ野菜を見て、田舎にいた時より季節の変化を身近に感じたものだった(筆者撮影)

都会的な暮らしを期待していた新婚当初だったが、結局は緑と空がある穏やかな場所に心惹かれてしまった。私も都心で働き始め、強いパワーが渦巻く大都会で働いた後は、のんびりとした大泉学園に帰ってくるとホッとしたものだ。

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