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「鬼滅の刃」「国宝」…《25年の映画興行》が"超盛り上がった"ワケ 実は「新たな動き」も生まれていた

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若い世代に支持されてロングヒットになったのが『366日』と『ファーストキス 1ST KISS』。前者は沖縄出身のロックバンド・HYの同名楽曲をモチーフにした切ない恋愛物語であり、後者は稀代のヒットメーカー・坂元裕二氏のオリジナル脚本で、SF要素を盛り込みながら悲運の男女の愛を描いた。

両作ともとにかく泣ける映画としてじわじわ話題が広がり、ともに25億円を超えるスマッシュヒットになった。週を重ねながら動員を落とさない息の長い興行は、数字以上に意義がある。今年上半期のエポックメイキングな作品だった。

春興行のアニメは安定のヒットシリーズ

『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(写真:(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会)

春興行では、『名探偵コナン 隻眼の残像』(147億円)と『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(46億円)の定番アニメが今年もシネコンを盛り上げた。

前者は、大人でも楽しめるストーリーが人気となり、子どもだけでなく幅広い世代から愛される大人気シリーズ。毎年ゴールデンウィークに向けて劇場版新作が公開されるが、コロナ禍以降はより興収を伸ばし、今作で3作連続の100億円超えとなった。

後者の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』もファミリー層向けの定番シリーズ。今作は、国民的アニメ『ドラえもん』の長編映画44作目となり、『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品として公開された。客層は家族連れがほとんどになるが、毎年春休み前に公開され、30億〜50億円台のヒットになる安定のシリーズになっている。

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【洋画不況でも「実写大作」が大健闘】

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