【2026年トレンド予測】正解はAIに任せればいい。Z世代が「SNS疲れ」の果てに見つけた"ふざける自由"
――体験型スポットのトレンドは、どう見ていますか?
「レーヴ・デ・リュミエール」のような、光・映像・音楽を組み合わせた没入型空間が注目されています。
――チームラボやゴッホ展の流れを継ぐものですね。
そうですね。壁から天井まで360度光に包まれるような演出で、“見る”というより“入り込む”感覚が強い。以前は“写真を撮る場所”として消費されていましたが、今は“体験する場所”へと明確にシフトしています。
――Z世代にとっては、もはや特別な存在ではない?
その通りです。没入型体験は、Z世代にとって非日常ではなく、次の定番レジャーになりつつある。行ったことがある、ではなく、どんな感覚だったかを共有できるかが重要になっている。そこが、これまでの展示やイベントとの決定的な違いですね。
強いIPと“軽いウェルネス”が、次の定番になる
――2026年にオープン予定の「ポケパーク カントー」。これははやりそうですか?
これはもう、間違いないと思います。国内だけでなく、インバウンド需要もかなり見込めるでしょうね。
――やはりIPの強さが大きい?
そうですね。ただ、同時に意識しておきたいのは、IPは強いけれど、永続ではないという前提です。たとえば妖怪ウォッチも、あれだけ社会現象になったのに、ある時期を境に一気に姿を消しましたよね。
ポケモンは例外的に“世代をまたぐ設計”ができているIPですが、それでも体験設計を更新し続けないと、飽きられる。テーマパーク化は、その意味でも理にかなっています。


















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