「人生は巨大なビュッフェ」皿に載せすぎない人生術——選ぶ・捨てる・断るで毎日がラクになる。スタンフォードが教えている人生の優先順位

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大量の原稿の締め切りが迫っていれば、必然的にほかのことは二の次になります。とはいえ、一度に2つ以上の望みをかなえる方法はたくさんあります。

たとえば料理が好きで、友達と会う時間も増やしたいなら、料理クラブを始めるといいかもしれません。

知り合いに「チョップ&チャット(切って喋って)」という名の料理クラブを主宰する女性がいます。毎週日曜、6人の女性がメンバーの誰かの自宅に集まります。各自が材料を持ち寄って、違う料理を作ります。出来上がった料理は6軒分に分け、各自持ち帰ります。これで1週間、毎日違うメイン料理を楽しめるというわけです。

女性たちがおしゃべりを楽しみながら、好きな料理をして、家族の夕食まで用意できるのですから、とてもよくできた仕組みだと思います。

山でやる打ち合わせで一石二鳥

仕事と、自分が打ち込める活動を組み合わせる方法もあります。ベンチャーキャピタリストのフェルン・マンデルバウムの例を紹介します。

打ち合わせといえば、普通はオフィスを思い浮かべますが、フェルンの場合は違います。筋金入りのアスリートでアウトドア好きの彼女と新規事業の話がしたいなら、本格的なハイキングに出かける準備が必要です。

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知り合いはみな心得たもので、フェルンとの打ち合わせにはウォーキングシューズとミネラルウォーターを持参します。山での打ち合わせは、起業家それぞれの個性が把握できるし、新鮮な空気を吸っていい運動にもなるのだから一石二鳥だとフェルン本人は考えています。

ほんの少しの心がけで、毎日をいまより少しだけ豊かにすることは簡単にできます。自分がやるべきことと、やりたいことに、どれだけ時間をかけるのか、時間配分を考えて、優先順位をつけましょう。誰かに決められることのないように。

【合わせて読む】スタンフォードが教えている「人助け」のシンプルな習慣——「私にできることある?」「大丈夫?」の一言が世界を変える
ティナ・シーリグ 起業家、教育者

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てぃな・しーりぐ / Tina Seelig

スタンフォード大学医学大学院で神経科学の博士号を取得。

現在、スタンフォード・テクノロジー・ベンチャーズ・プログラム(STVP)とハッソ・プラットナー・デザイン研究所(通称d.school)のファカルティ・ディレクターを務め、創造性、アントレプレナーシップとイノベーションの講座を担当。またスタンフォード大学工学部教授でもある。

工学教育での活動を評価され、2009年に権威あるゴードン賞を受賞。著書に『未来を発明するためにいまできること』『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(いずれもCEメディアハウス)などがある。

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