SNSで話題!累計30万部突破『せいろレシピ』著者が語る"最強"活用法。《時短・ヘルシー・映える!》「せいろ」ブーム火付け役・りよ子さん

中華せいろ(以下、せいろ)の流行が、拡大中だ。料理写真共有サービスを提供するスナップディッシュが選出する「料理SNSトレンド大賞」では、2023年と2024年の2年連続で「せいろ蒸し」が選ばれた。無印良品が2024年秋にせいろを発売したときも、わずか10日で店舗・オンラインともに完売している。
そのブームを牽引してきたと噂されるのが、2023年4月にインスタグラムで発信を開始し、「料理発信者」の肩書で活動する"りよ子"さんだ。2024年9月に発売した初めての著書、『すべてを蒸したい せいろレシピ』は30万部を超える大ヒットとなり、9月25日には続編『すべてを蒸したい せいろレシピ、おかわり!』を刊行する。
8月に実施したりよ子さんへのインタビューを軸に、なぜ今せいろが流行しているのか、その秘密を探ってみたい。
蒸し料理で見いだした「からだ整いごはん」
現在、SNS関連の仕事と「料理発信者」の二足のわらじを履くりよ子さん。蒸し料理にハマったのは3年半ほど前、引っ越しを機に調理道具を買い揃えた際、せいろを買ったことだった。「見た目がかわいくて、手に取ったときの気持ちがいいな」と感じたからで、子どもの頃に祖母の家で見ていたことも影響した。

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