「イギリスでの食事」に良い思い出はなかったが… 50代日本人が《徹底リサーチして食べ歩き》した"正直な感想"
今回はランチタイム、しかも観光名所の近くということもあり、広めの店内はほぼ満席です。ここでは満を持して、今回の出張では初のフィッシュアンドチップス(£21.95)をオーダー。
なんと過去最大級で、ランチとしてはボリュームがありすぎでしたが、とてもおいしくいただきました。
ランチ会食の際のオーダーは特に迷うところです。日本であれば、その日の定食メニューのお勧めがわかりやすく並んでいるので楽なのですが、イギリスの場合はカテゴリーごとに分かれているうえ、ステーキだと値段が£30は軽く超えてしまうため予算オーバーです。
ちょうど良い価格帯のものは、ハンバーガーかフィッシュアンドチップス、パスタくらい。東京でおいしいパスタを食べ慣れているため、パスタ系をオーダーすることはリスクを伴います。そうすると選択肢が限られてくるのが悩みです。
留学業界の会議もスケジュールが進み、夜ごはんの時間となりました。
1日で10件以上の商談をこなして、お腹が空いた筆者は行きつけのお店へと向かいます。
行きつけの中華料理店のお味は?
ロンドンに来ると必ず訪れるお店があります。そのお店はミュージカルの本場ウェストエンドにも程近いチャイナタウンにあります。
業界の先輩Hさんに教えてもらって訪れたのが最初だったのですが、リーズナブルかつすこぶるおいしいのに衝撃を受けました。以来、来店の習慣を受け継いで毎年必ず訪れるお店なのです。
ここでは昨年食べておいしさに感動したダックヌードル(£6.24)とChoi Sum with Oyster Source(£8.45)をオーダー。
塩味の効いたスープに調理された骨付きダックがぶつ切りで惜しげもなく入っていて、細麺と絶妙に合うのです。シンプルかつ何回食べてもクセになるおいしさです。ここで腹ごしらえをしてからミュージカルを楽しんだりロンドンの街中にくり出したりするのは、旅の醍醐味でもあります。
無事にロンドンでの会議もすべてのスケジュールを終えて、次の目的地であるコッツウォルズ地方のチェルトナムへとバスで向かいます。およそ3時間のバス旅も、この地方の絵葉書のようなのどかな景観を眺めながらだとあっという間です。


















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