連休後の「働くの嫌だな」状態から…《仕事モード》に切り替える!公認心理師が「3つのワザ」を解説

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・メール整理
未読メールを片付けるだけで「仕事してる感」が得られます。しかも周囲からも「ちゃんと動いているな」と見てもらえる。小さなタスクでも、心理的には大きな意味を持ちます。
・資料チェック
短時間で終わるタスクを仕込んで「達成感」を先に味わう。脳は「やれる!」と勘違いしてくれるので、その後の集中力が爆上がりします。

また、初日だけでなく日常的に役立つのがデジタルデトックス。ついつい見てしまうスマホを、仕事開始前30分から1時間程度オフにするだけで集中力が回復します。

通知が鳴るたびに注意が散漫になるのは誰もが経験済みの“あるある”。だからこそ、意識的に情報過多を防ぐことで、集中モードに入りやすくなるのです。緊急の用件がある場合は時間を短めに設定しても構いません。大切なのは「自分で情報の流れをコントロールする感覚」を持つことです。

「達成感」は小さくても構いません。むしろ小さいほうがいいと思います。大きな仕事を前にして「やる気が出ない」と悩むより、小さな成功を積み重ねて「気づいたら集中していた」という流れを作るほうが、心理的にも効率的です。

③朝の“リセットタイム”で頭をクリアに

体と心を整える時間を意識的に作ることも重要です。始業前に3分だけ、深呼吸や軽いストレッチをしてみましょう。体を動かすことで血流が良くなり、脳が覚醒します。

・深呼吸&ストレッチ
たった3分でも血流が良くなり、脳が「目覚めた」と反応。オフィスの階段を1階分だけ上がるだけでも効果があります。
・温かい飲み物で切り替え
コーヒーやハーブティーの香りは脳に「仕事開始!」の合図を送ります。つまり“香りの魔法”。嗅覚は、情動をつかさどる大脳辺縁系に直接作用し、「だるいな……」という気持ちを強制的にリセットしてくれるのです。

「リセットタイム」は、単なる休憩ではありません。脳に「これから集中するぞ」という合図を送るための時間です。だからこそ、意識的に取り入れることが大切です。

最後に、紹介した3つの「習慣」を振り返ります。

① 切り替え儀式でスイッチを入れる

② 小さな達成感を仕込む

③ リセットタイムで頭をクリアにする

これらを意識するだけで、年明けから気持ちよく仕事に臨めるはずです。大切なのは「脳に合図を送ること」。人は環境や行動によって心を整えることができます。ぜひ、2026年の好スタートを切ってください。

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大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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おおの もえこ / Moeko Ohno

公認心理師、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。内閣府などの官公庁をはじめ、大手企業等で6万人以上に講演・研修を行い、机上の空論ではない「生きたメンタルヘルス・ハラスメント対策」を提供している。一般向けにメンタルアップマネージャ®資格講座を実施。著書に51万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)がある。

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