東大推薦入試に受かるのはどんな人?東大教養学部で実際に出された質問とは

✎ 1〜 ✎ 221 ✎ 222 ✎ 223 ✎ 224
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
漫画:ドラゴン桜
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。
連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』は、3万部超のベストセラーとなっています。連載第215回は、東大の学校推薦型選抜について、総合型選抜入試や海外大学進学に詳しい推薦入試専門家の孫辰洋さんにお話を伺います。
著者フォローをすると、連載の新しい記事が公開されたときにお知らせメールが届きます。

定員は毎年100名だが、定員を満たさないことが多い

なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること
『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

東京大学の学校推薦型選抜の2次試験が、今年も12月13日・14日に実施されました。東大が推薦入試を導入したのは2016年度入試からで、今年で11年目。定員は毎年100名とされていますが、実際には定員を満たさない年の方が多く、これまでの推薦合格者は累計1000人に満たないという、きわめて狭き門です。

東大をはじめとする難関国公立大学では、ここ数年急激に「一般入試以外の試験方式での合格者」が増えています。総合型選抜入試や学校推薦型入試など、ペーパーテスト以外に面接や小論文・グループディスカッションも課すような試験形式です。

今回は、この東大推薦入試をはじめとする難関大学の推薦入試の実態について、推薦入試の専門家であり、『12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた』の著者・孫辰洋さんに話を伺いました。孫さんは、東大推薦合格者を含む難関大学の合格者の志望理由書・面接データを分析し、「どんな生徒が合格するのか」を研究してきた方です。

次ページ推薦入試の現状
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事