日本勢は「ベストiPhoneゲーム」を受賞 2025年アップルが数万本のアプリから選んだ17本とは?

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彼女は「スマホアプリの登場で私たちの生活は大きく変わりました。YouTubeやSNSで個人が『自分自身で収入を得る可能性』が開けたことも大きな変化です。私は最近、投資もするようになりました。最初に投資したアプリは『クルマを呼んで、目的地まで運んでくれる』というものでした。『これで世界は大きく変わる』と思って投資しました。それはUberというアプリでした。今日、選出されたアプリもそんな『世界を大きく変える』可能性があるアプリだと思います。楽しんで、ご覧になってください」と挨拶した。

どんな視点で選ばれているのか

グローバルのApp Storeを統括するシニアディレクターであるカーソン・オリバー氏には会場で単独でインタビューする機会を得た。

まずは、App Storeのショーケースについて聞いてみた。App Storeは比較的閉じた存在で、最近ではメディアにレビュー記事が掲載されることは少なくなってきている。そういう意味では、App Storeのショーケースの重要性は非常に増していると思うのだが、アップルはどういう視点でアプリをセレクションしているのだろうか?

会場
会場では、世界中から集まった受賞作品の開発者から話を聞くことができた(写真:筆者撮影)

「大切なことは3つあります」とオリバー氏。「まず最初に、特徴的なユーザーエクスペリエンスがあるか。印象的な体験をできるかどうか? 次に、他にないイノベーティブな側面があるかどうか? 3つ目に、使いやすくできているかどうかを確認します。どんなハードウェアで使えるか、いろいろな方に使ってもらえるアクセシビリティが確保されているか? 世界中のどこの国の人も不快な思いをせずに使えるローカライズがされているか?を検討します」

App Store Awardsといえば、人気投票ではなく、アップルが恣意的に選ぶ。だが、そこには公正な評価があり、新規性があり、多くの人に使われるアプリを選ぶ評価基準があるのだ。

今回、日本メディアとしては初めての取材となったが、App Store Awardsは何のために開催され、選出の基準はどこにあるのだろうか?

「全世界に100人以上のエディターがいて、彼らがアプリをひとつひとつ使って、遊んで選定しています。アメリカだけではなく、各国にいます。もちろん、日本にも日本のアプリを選んでいるエディターはいます。実際に使ってみて、隠れた宝石のようなアプリを探すのです。世界中に素晴らしいデベロッパーのコミュニティがあり、その方々が開発されたアプリを、世界中の方々と共有したいのです」

カーソン・オリバー氏
グローバルのApp Storeを統括するシニアディレクターであるカーソン・オリバー氏。日本にもアプリ開発者のラウンドテーブルなどで来日したことがある(写真:筆者撮影)
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