家で作ると格別。素材のうまみを引き出した和食の定番2品――「賛否両論」店主が教える「筑前煮」と「里芋の煮っころがし」の作り方

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おそうざいは日本で昔から食べられているおかずで、基本調味料だけで作れるものばかり。特別なものは必要ありません。

笠原さんが普段使っている基本調味料を紹介しますので、どれを買うか迷うときには参考にしてください。今回は酢・みりん、しょうゆ、みそについて、ご紹介します(砂糖、塩、酒、油、こしょうについては「ぶり大根」「野菜のかき揚げ」の記事をご覧ください)。

調味料は基本のものだけで十分

酢・みりん

酢はいろいろな種類があるが、万能に使えるのはうまみがあって酸味がまろやかな米酢。みりんの役割は料理に照りやつやを出すこと。できれば、塩分が入っていない本みりんを使って。

(写真:『笠原将弘のまた食べたくなる おそうざい』より)
しょうゆ

レシピで「しょうゆ」と書いてあれば、濃口を使用。薄口は色は淡いが塩分は高め。野菜の色を生かしたいときなどに重宝する。

(写真:『笠原将弘のまた食べたくなる おそうざい』より)
みそ

1つ選ぶなら信州みそがおすすめ。料理によって赤みそや白みそ(西京みそ)を使うことも。好みで2~3種を合わせるのもいい。

(写真:『笠原将弘のまた食べたくなる おそうざい』より)
笠原将弘のまた食べたくなるおそうざい
『笠原将弘のまた食べたくなるおそうざい』(マガジンハウス)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします
笠原 将弘 「賛否両論」店主

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かさはら まさひろ / Masahiro Kasahara

1972年 東京生まれ。高校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業後、家業の焼鳥店を継ぐ。30周年を機にいったん店を閉め、2004年9月、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店。リーズナブルな価格で、味に定評のある和食料理が人気を博している。テレビ、雑誌などメディアにも多数出演。主な著書に『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』(主婦の友社)、『笠原将弘のごちそう帖 おうちでカンタン! プロの味』 (毎日新聞出版)、『賛否両論 笠原将弘 保存食大事典』(KADOKAWA)『笠原将弘のまた食べたくなるおそうざい』(マガジンハウス)ほか多数。

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