家で作ると格別。素材のうまみを引き出した和食の定番2品――「賛否両論」店主が教える「筑前煮」と「里芋の煮っころがし」の作り方
おそうざいは日本で昔から食べられているおかずで、基本調味料だけで作れるものばかり。特別なものは必要ありません。
笠原さんが普段使っている基本調味料を紹介しますので、どれを買うか迷うときには参考にしてください。今回は酢・みりん、しょうゆ、みそについて、ご紹介します(砂糖、塩、酒、油、こしょうについては「ぶり大根」「野菜のかき揚げ」の記事をご覧ください)。
調味料は基本のものだけで十分
酢はいろいろな種類があるが、万能に使えるのはうまみがあって酸味がまろやかな米酢。みりんの役割は料理に照りやつやを出すこと。できれば、塩分が入っていない本みりんを使って。
レシピで「しょうゆ」と書いてあれば、濃口を使用。薄口は色は淡いが塩分は高め。野菜の色を生かしたいときなどに重宝する。
1つ選ぶなら信州みそがおすすめ。料理によって赤みそや白みそ(西京みそ)を使うことも。好みで2~3種を合わせるのもいい。
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