成否の分かれ目は｢開業から半年｣…【資格で独立】がうまくいく人が必ずやっている"5つの準備"

だからこそ、これから開業しようとするあなたには、僕の失敗も含めて、スタート前に知っておくべきこと、やっておくべきことをお伝えしたいのです。

地盤づくりに必要な「5つの準備」とは

資格起業をスムーズに軌道に乗せるために、大切な5つの準備があります。

準備①目的地を決める

第1の準備は、目的地を決めることです。詳細な事業計画までは必要ありませんが、

この2つの見通しは持っておくべきです。さらに、「どんな事務所をつくるのか」を明確にすることも大切です。

こうした"開業時のスケール感"を決めておくことで、選択に迷いがなくなります。とはいえ、最も重要なのはコレです。

「自分はなぜこの仕事をするのか？」という問いに答えられるかどうか。

僕自身は法律事務所時代、法律を知らなかったがために損をしている人たちを数多く見てきました。その姿を目にして、「法律をわかりやすく伝えること」を自分の使命だと感じたのです。

こうした想いがあったからこそ、テレビや雑誌の連載など、メディアの仕事にもつながり、"年金博士"と呼ばれる道が拓けていきました。

僕の原動力は、売上目標ではなく、"ミッション（使命感）"でした。

準備②生活資金を確保する

第2の準備は、最低でも6カ月分、できれば1年分の生活資金を準備することです。