「なぜ?」を繰り返すのは"ウザい"だけ・・・部下が心を閉ざす"尋問型"1on1から脱却する方法
こうしたシェアリングができるかどうかは、新しい時代のリーダーに求められている自分の想い(あり方)を伝え良い影響力を持つために必須のスキルとも言えます。生成系AIが進化すればするほど管理型で機能的なアプローチは不要になります。
想いを分かち合うこともなく、突然「君はどうしたい?」と聞くのは、蓋をした井戸から水を汲み上げようとするようなものです。普段から蓋を開放(理念共有)しておけば、アイデアは自然と湧き出します。
リーダーが伝えるべき「両輪のメッセージ」とは?
1on1ミーティングで意識してほしいのは、「進むべき方向性(理念・戦略)」と「人間の関係性(信頼・チームワーク)」となります。
どちらも会社の両輪ともいえるもので、どちらが欠けてもチームは動いていきません。
会社を列車に例えれば、進むべき道(レール)が敷かれていても、関係性という熱量(エンジン)がなければ動かないのです。
ぜひ、1on1ミーティングは、仕事の業務連絡やホウレンソウの場ではなく、方向性と関係性を整える時間として位置付けてほしいと思います。きっと、1on1ミーティングの質がどんどん高まっていくことと思います。
最後に、1on1ミーティングのゴールをお伝えします。
それは、部下から会社の定期的な1on1ミーティングではないタイミングで「〇〇さんと話したいので、ぜひ1on1ミーティングの時間を取ってください!」と笑顔でお願いされるようになることです。こういった理想的な状態を目指してみてはいかがでしょうか。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら