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ライフ #ごみ収集の現場から

ネズミがごみを食い荒らし糞が散乱、無数のコバエが顔にぶつかる…「ごみ収集現場」新宿区長がガチ体験した"結果"

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  • 藤井 誠一郎 立教大学コミュニティ福祉学部教授
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新宿区には多くの外国人が居住しており、多文化共生のまちづくりを推進している。しかし、ごみについてはルールを守らない住民がおり、近隣から苦情が寄せられるのが実情である。管理人がいるマンション等では対応できるが、狭小路地の奥のアパート等には管理人がおらず、ルールに基づかない排出がなされ不衛生な状態となっている。このような現場には清掃職員が細やかな対応をしており、他の現場と比較してかなりきつい「ガチ」現場となっている。

収集コースや「ガチ」現場の説明を受ける(筆者撮影)

苦情が多く寄せられている地区へ

清掃の作業着に着替えた吉住区長は、本日の収集に必要不可欠となるマスクと大きなビニール袋を渡された。この備品がなぜ必要となるかはまだ分からず、マスクをはめ、ビニール袋は太もものポケットにしまい込み、出庫前の腰痛予防体操を行った。

ビニール袋を作業着にしまう様子(筆者撮影)
腰痛予防体操をする様子(筆者撮影)

体験する現場は、通常のごみ収集車が進入できない狭小路地の集積所からのごみ収集であるため狭小路地専門の軽自動車(軽小型ダンプ)に乗務する。早速、軽小型ダンプに乗り込み、高田馬場駅付近の苦情が多く寄せられている地区へと向かった。

狭小路地に入っていく(筆者撮影)
路上駐車の車の横をすり抜けて現場に向かう(筆者撮影)

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【現場で見た都市のリアリティー】

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