「選んでくれてありがとう」「一緒に幸せに」。結局、"条件"でも"見た目"でもなかった――婚活で「幸せをつかんだ」男女に共通する特徴

✎ 1〜 ✎ 229 ✎ 230 ✎ 231 ✎ 232
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
成婚退会していった3組から見えることとは(写真:zak/PIXTA)
結婚は「ご縁があれば自然と決まる」と語られることが多い。
しかし、婚活の現場では“自然”に流れ着くのではなく、相手の背景や弱さも含めて受け止め、ある種の“覚悟”を持って結婚を決める人がほとんどだ。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者のリアルな声を交えながら婚活を考えていく連載。今回は、 “結婚を決める覚悟”とは何なのか、人はどのようにその境地にたどり着くのか。3つのエピソードから探ってみたい。

家族も一緒に受け入れる

まさゆき(38歳、仮名)とさとえ(35歳、仮名)は、お見合いで出会い、仮交際に入った。

初めてのデートを終えたあとで、まさゆきは筆者に「とても控えめな、優しい女性です」と、さとえのことを語った。そして、2度目、3度目と会うたびに、その言葉は確信に変わっていく。

さとえは、いつも小さなお菓子を手土産に持ってきてくれた。値段の張るものではないが、その心遣いがうれしかった。食事をすれば、自分のぶんは自分で払おうとする。おごられるのが当然という態度は微塵もなく、言葉遣いも行動も誠実だった。

次ページまさゆきがついに告白!
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事