「"自分語り"が多い」「国分もかわいそう」と賛否…ようやく実現した《国分太一の会見》と《日テレの対応》に抱く、"強烈な違和感"の正体
そのうえで「わかったのは『人生のほとんどはTOKIOだった』ということ」「今でも折にふれて声をかけてくれる城島、松岡の2人には感謝しかありません。彼らを誇りに思っています」と語りました。
ここまで被害者に対する言葉は最初の謝罪ひと言のみ。コンプライアンス違反やハラスメント行為に思い当たるところがありながらも、いわゆる“自分語り”を続けたことに疑問の声があがるのは当然かもしれません。
“自分語り”はさらに続きました。
次に選んだのは「私事ではありますが家族にもひと言伝えさせてください。妻と子どもにはただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。家族の日常を奪ってしまいました」という家族へのメッセージ。
しかし、これは「会見で発表するものではなく本人に直接伝えること」「被害者にも大切な家族がいる」などの否定的な声につながってしまった感があります。
締めの「まだお詫びをすることのお許しをいただけませんが、今の思いや考えをお話しさせていただきました」という言葉にも、被害者への謝罪より日本テレビへの疑念が前面に出ていました。
質疑応答に入っても、「突然の聞き取りがはじまりました」「その聞き取り後、執行役員の方が来られ、降板を告げられました」「スマホの録音機能を回しましたが、弁護士の方に見つかり、削除するように言われました」などと日本テレビの対応を疑問視するようなコメントを連発。
厳しい追及をする記者がいなかったこともあってか、ネット上には「国分さんがかわいそう」「日本テレビの対応にも問題がある」などの擁護が散見されました。
くり返される「答え合わせ」に抱いた違和感
さらに菰田弁護士も「ハラスメント事案の認定は一般的には『相手がどう受け取っているか』が重要ですが、その点を日本テレビから説明されていない。思い当たるところもあるし、常識が欠けていたために思っていなかったことが認定されているかもしれない」などと対応の問題点を指摘。
「コンプライアンス違反の内容を公表してほしいわけではなく、国分さんに知らせてほしいだけなのに答えてもらえない」という苦しい立場をアピールしました。



















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