「"自分語り"が多い」「国分もかわいそう」と賛否…ようやく実現した《国分太一の会見》と《日テレの対応》に抱く、"強烈な違和感"の正体
まず国分さんが会見で語った内容にふれていきましょう。
弁護士から語られた会見の主旨は、「日本テレビに会ってもらえず制限を受け続けている状況を変えること」であり、「迷惑をおかけした関係者に謝罪し、自身の心境を述べる」ことでした。
以下に会見で語られた国分さんの主なコメントをあげていきます。
国分さんは被害者や関係者に謝罪したあと、「自分の状況や立場への自覚が足りなかったと痛感」「長年の活動の中で立場と環境にあぐらをかいていた部分があった」「悔やんでも悔やみきれません」などと自らの行為を猛省。
しかし、続く言葉にはそれ以上の“本音”がにじんでいました。
「6月に行われた“突然”の聞き取りから、その場で伝えられた番組降板。さらにはその直後から連続して起こったさまざまな出来事に私の心はついていけませんでした」
「30年続いた『ザ!鉄腕!DASH!!』からの“突然”の降板、自身の活動休止、TOKIOの解散、苦楽をともにしてきた3人で作った会社の廃業、TOKIO-BAの閉園……数日間ですべてを失いました」
「私のとった、どの行動がコンプライアンス違反とされたのか、答え合わせもできないままに自分自身の取り巻く環境変化の速さに心がついていかず、後悔、孤立、絶望とネガティブな感情に押しつぶされ、自らをコントロールすることが難しくなりました」
「すべてを失った」「心はついていけませんでした」などのフレーズは国分さんが被害者のように感じさせるものであり、今回の会見が謝罪や反省を伝えるための場ではないことが明らかになりました。
バランスを欠いた「国分太一の“自分語り”」
さらに国分さんは「日本テレビさんと対立する気持ちはありません」と言いながらも、「突然」というフレーズを繰り返したほか、「(担当弁護士の)菰田(優)先生に日本テレビさんと協議を続けていただきましたが、こちらのお願いが何1つかなわず今日に至っています」と不満を隠しませんでした。
続いて日弁連に人権救済の申し立てをした経緯、外部の専門家による研修を複数回受けていることなどを報告。



















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