52歳女性に「どうしたらそんなに可愛くいられるの?」「若すぎて脳が混乱」の声殺到…彼女が《コンプレックスだった"白髪"を武器にできた》理由
投稿には「勇気をもらいました」「私も白髪を受け入れられそうです」といったコメントが数多く寄せられる。同世代の女性だけでなく、30代、40代からも共感の声が届くという。姫さんは1通1通に丁寧に返信し、ときには個別の相談にも応じている。
「皆さんの悩みを聞いていると、昔の自分と重なることが本当に多いんです。『老けて見える』『みすぼらしい』といった、白髪に対する世間からの視線、家族からの心ない言葉、職場での肩身の狭さ。私が経験した苦しみを、多くの女性が味わっているということを改めて実感しています」
姫さんはモデルとして活動していた時代もあった。短大時代に渋谷でスカウトされたのがきっかけだった。
「その頃は、生活も性格も今とはまるで違っていました。当時はオーディションも頑張って受けていました。松雪泰子さんを輩出した『MEN'S NON-NO ガールフレンド』の最終選考に残ったり、テレビのレギュラー番組やラジオ番組のパーソナリティーを務めさせてもらったりするなど、それなりに活動もしていました」
「白髪」は病気の象徴のような存在だった
撮影現場では多くの人に囲まれ、華やかな世界に身を置いていた。しかし、次第に違和感を覚えるようになる。
「事務所との方針の違いや、自分が本当にやりたいこととの隔たりがだんだん大きくなり、モデル業を引退しました。これからは別の道を探そう、という時に、壮絶なイジメを受け、それが原因で病気になってしまったのです」
そこから人生は一変した。
「病気を患ってから20年以上、日常生活もままならない状態でした。とくに症状がひどかった30代は当時の記憶がほぼありません。外出もできず、人とのコミュニケーションも取れない。心身共に絶望的な状態の中、白髪になってしまったことでさらに追い打ちをかけられましたね」



















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