「自転車でも前科!?」「運転中のイヤホン使用は罰金」…知らなきゃ危ない"自転車赤切符"時代の衝撃

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自転車に乗る男性
2024年と2026年に、自転車の罰則制度が大きく変わります(写真:eizan/PIXTA)
通勤・通学の時間帯、街を見渡すと必ずといっていいほど目にする「自転車の逆走」。右側を堂々と走る人、信号を無視して横断歩道を突っ切る人、スマホを片手に操作しながらふらふらと進む人……。誰もが一度は目にしたことがある光景でしょう。
「車じゃないし、事故になっても軽いだろう」「歩行者より速くて便利だから」──そんな軽い気持ちでルールを破る人が少なくありません。
しかし今、「自転車だから大丈夫」という考えは、もはや通用しない時代に入っています。法改正によって、自転車にも自動車と同様の厳しい罰則が課されるようになったのです。本記事は『交通トラブル六法 「知らなかった」では済まされない道路の新常識』より一部抜粋、再編集してお届けします。

自転車は“軽車両”というれっきとした車両

そもそも道路交通法において、自転車は「軽車両」という分類に含まれます。つまり、自動車やバイクと同じように「車両」として扱われ、交通ルールを守る義務があるのです。歩行者ではなく“車両”の一種である以上、原則左側通行が定められており、右側を走る「逆走」は完全な違反行為です。

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