「宿5280円」「バス3ドルで空港へ」 24年ぶりのハワイ《50代男ひとり旅》に出かけた"結果"・・・

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最終日は、少し早めに起きてワイキキを散策してからTHE BUSで空港に向かう。この前日とこの日は鉄道の延伸を記念して、バス代がすべて無料だったが、そうでなくても、片道3ドル。空港アクセスとして考えれば破格に安い。空港までは、かつて20番だったバスをWという路線名で引き継いでいる。15分間隔で空港まで30分強。

THE BUSの「W」でワイキキから空港まで30分強。15分間隔で便利だ。ただし大きな荷物を持って乗れない(筆者撮影)

今回ほぼすべての移動をTHE BUSで済ませた。DaBus2というアプリの接近情報はかなりいいかげんなので、参考程度にとどめたほうがよさそうだ。ワイキキとアラモアナくらいしか行かないという人はJCBカード提示でワイキキトロリーのピンクライン(15分間隔)が無料になるが、かなり多くの乗客が乗ることもあるので注意が必要だ。

50代男のハワイ一人旅は?

結局24年ぶりに行ったハワイはどうだったのか。あまり下調べもできていなかったが幸運にもめぐまれ、最近の旅行のなかでは楽しめた部類に入る。

ハワイ独特の爽やかで心地よい貿易風、アメリカの都市的な洗練さと太平洋リゾートのゆるさの境界領域。ハワイ以外ではなかなか得られないものも多い。また、どこを切り取っても必ず日本とのつながりがあるハワイは、歴史好きには興味深い場所である。

ハワイといえば物価高を指摘する声は少なくないが、LCCのセールで行き、ホテルのカテゴリーを下げて、移動を路線バスですませば、高いと感じるのは食費と入場料などに限定されるし、食事もハッピーアワーやフードトラック、ファーマーズマーケットなどを活用すれば、高いといっても限度がある。贅沢をしなくても男一人ハワイ旅、それなりに楽しめると確認できたのが今回の収穫だった。

前編:『ハワイに苦手意識もあったが・・・ LCC「ZIPAIR」でハワイへ《爆安往復5.7万円》のリアル、想定外の感想と落とし穴 50代男のひとり旅は楽しめるのか?
橋賀 秀紀 トラベルジャーナリスト

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はしが・ひでき / Hideki Hashiga

東京都出身の50代。早稲田大学卒業。「3日休めれば海外」というルールを定め、ほぼ月1回の頻度で海外旅行に出かける。訪問国は135カ国(2025年3月現在)。

著書に『世界一周航空券バイブル』(イカロス出版)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載した。Yahoo!ニュース エキスパート。記事の内容についてのお問い合わせ・取材の依頼などについてはこちらまで。

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