ハワイに苦手意識もあったが・・・LCC「ZIPAIR」でハワイへ《爆安往復5.7万円》のリアル、想定外の感想と落とし穴 50代男のひとり旅は楽しめるのか 

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16時ごろ、シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾートにチェックイン。ここは1600室を超える大箱。部屋の7割がオーシャンビューだが、筆者の予約は最安値のシティービュー。マリオット・ボンヴォイはプラチナ会員だが、ダメもとでダイアモンドヘッド・ビューの高層階のオープンラナイをリクエストしてみたら、希望通りの部屋をくれた。

シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾートの部屋
シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾートの部屋。3階に1階の割合でテラスがコンクリートではなく、柵のオープンラナイとなっていて、海がよりよく見える(筆者撮影)

ポイントは、ツインでもキングでもかまわないと妥協すること。これは世界中のどのホテルでも有効なワザである。ホテル側は仮にツインならよい条件の部屋があっても客がキングで予約をしていれば、その部屋をアサインすることはないからだ。

初期にできたホテルほど立地条件がよい

なお、リゾートにありがちなことだが、初期にできたホテルほど、立地条件のよいところに立っていることが多い。1971年に開業したこのホテルもワイキキでは古株の部類である。

ワイキキのオーシャンフロントの部屋はほかのホテルにもあるが、ダイヤモンドヘッド、そしてワイキキビーチそのものを眼下におさめるこのホテルの高層階からの眺めは、まちがいなくワイキキで最も優れたものだろう。日が暮れてもワイキキの夜景が楽しめるのもメリットだ。

シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾートの部屋からの夜景
シェラトン・ワイキキ・ビーチリゾートの部屋からワイキキの夜景が楽しめた(筆者撮影)

ホテル内のローソンによってみた。ここで、ハワイの物価の高さを改めて実感することになった。たとえばハムサンドイッチが8.29ドル(約1280円)。

ハムサンドイッチ
8.29ドル(約1280円)のハムサンドイッチ(筆者撮影)

フォーのインスタントヌードルが2.79ドル(約430円)といった具合である。ABCストアの弁当も6.99ドル(約1080円)。

弁当
ABCストアで買った6.99ドル(約1080円)の弁当を部屋で食べる。味は正直なかなか厳しい……(筆者撮影)

結局何を食べても高いわけだが、節約しようとして、スーパーなどでありものですまそうとすると、かなり悲しい気分になるし、値段もさほど安くないので、正直おすすめはできない。この日は部屋でビールを飲み、22時にはベッドに入り翌朝早くから行動することにした。

後編:『「宿5280円」「バス3ドルで空港へ」 24年ぶりのハワイ《50代男ひとり旅》に出かけた”結果”・・・
橋賀 秀紀 トラベルジャーナリスト

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はしが・ひでき / Hideki Hashiga

東京都出身の50代。早稲田大学卒業。「3日休めれば海外」というルールを定め、ほぼ月1回の頻度で海外旅行に出かける。訪問国は135カ国(2025年3月現在)。

著書に『世界一周航空券バイブル』(イカロス出版)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載した。Yahoo!ニュース エキスパート。記事の内容についてのお問い合わせ・取材の依頼などについてはこちらまで。

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