ハワイに苦手意識もあったが・・・LCC「ZIPAIR」でハワイへ《爆安往復5.7万円》のリアル、想定外の感想と落とし穴 50代男のひとり旅は楽しめるのか
とはいえ朝8時。ワイキキのホテルのチェックイン時刻は15時。それまでの7時間をどこかでつぶさなければならない。そこで選んだのが、空港から近いパールハーバーに行くことだ。
偶然にも鉄道の開業日だった
偶然だが、この日、空港からパールハーバー近くのアロハスタジアムまで鉄道が開業した日。さっそくオアフ島のバスや鉄道を1日乗り放題7.5ドル(約1160円)のHOLOカードを購入し、2駅分乗車する。一応アラモアナセンターまで延伸する計画もあるようだが、具体的な日程は決まっておらず、旅行者としてはパールハーバーに行くくらいしか利用価値はなさそうだ。
駅から10分ほど歩いてパールハーバー国立記念公園に到着。ここは、真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナ、そして日本が連合国に対して公式に降伏した場ともなった戦艦ミズーリなど、軍事関係の見学の拠点となっている。
空港にはあれだけあふれていた日本人はほとんどみかけず、アメリカ人、それもアングロサクソン系が目立つ。この敷地内には透明なバッグ以外持ち込めない。そこで、ザックを預けるが、これが7.33ドル(約1130円)。いきなり円安の洗礼を浴びる。
前回アリゾナに来たのは1990年代前半。このときはまだ日本人だということでここを訪れるのには少し緊張感もあったが、今回はそれを感じさせない。アリゾナや真珠湾攻撃に関する23分のフィルムも中立的かつ冷静に解説されていた。
アリゾナを見終わっても午前10時半でまだホテルに行くには早い。そこで、戦艦ミズーリも見学することにした。戦艦ミズーリへは、パールハーバー国立記念公園の敷地内であるUSSボーフィン潜水艦博物館(あの対馬丸を沈めた潜水艦である)近くから無料の送迎バスに乗って向かう。
こちらは戦艦ミズーリ保存協会による運営で、入艦料はなんと39.99ドル。一瞬ひるんだが、戦艦の目の前のブースでJCBカード払いなら、15%引きの33.99ドル(約5230円)となった。



















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