ハワイに苦手意識もあったが・・・LCC「ZIPAIR」でハワイへ《爆安往復5.7万円》のリアル、想定外の感想と落とし穴 50代男のひとり旅は楽しめるのか 

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金額だけみると高額だが、筆者1人に日系人女性による日本語でのガイドが30分ほどつき、立て板に水のごとく解説してくれた。その後も、艦内を自由に見学できる。ニューヨークでは空母イントレピッド、サンディエゴでは空母ミッドウェイが見学できるが、これだけ大きな戦艦の艦内を見学できるのは、世界広しといえどもここだけではないだろうか。

戦艦ミズーリ
アリゾナが真珠湾の「負の象徴」なら、戦艦ミズーリはその対極にある。東京湾での降伏調印式や特攻機などについても日本語ガイドが詳しく解説してくれる(筆者撮影)

戦艦ミズーリは、1945年9月2日、この甲板上で日本が第2次世界大戦の降伏文書に調印したことで知られる。また、衝突直前の特攻機の写真でよく知られるこの艦では、その特攻機による損傷部分も確認できる。湾岸戦争で最初の巡航ミサイル「トマホーク」が発射されたのもこの艦からだったという。

フードトラックで安ウマタコスを

パールハーバーからワイキキへは、ダウンタウンを経由する。そこで、ハワイで毎年5カ月を過ごすという実業家・本田直之氏がおすすめするメキシカン・タコスのフードトラック「ティーダス・タコス」へ。

肉とジャックフルーツのタコスを2つで計9ドル(約1390円)。その場で焼き上げたタコスの生地に刻んだ玉ねぎや野菜の鮮度がうれしい。フードトラックなのでチップも不要だ。

メキシカン・タコスのフードトラック「ティーダス・タコス」
メキシカン・タコスのフードトラック「ティーダス・タコス」。タコス2つで計9ドル(約1390円)(筆者撮影)

辛いタコスを食べたものの、フードトラックは酒のライセンスがなく、ビールは飲めない。そこでグーグルマップで見つけた近くのハナ・コア・ブリューイングへ飛び込んだ。カウンターではドジャース対ブリュワーズの試合を中継している。大谷は三振だったが、佐々木が試合を締めた、と思ったら15時からハッピーアワーが始まった。

ビール4種類を飲んで締めて10ドル(約1540円)。出来立てのクラフトビールが1種類385円と思えば日本の感覚でも安い。ホノルルはハッピーアワーを導入している店が多く、ワイキキでも夕方の開店から1時間以内に入店すれば、最初のビール1杯1ドルとか、21時以降の遅めのハッピーアワーなど、時間をずらすことで、食費を浮かせる方法はあるようだ。

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