自律神経を整えて更年期のつらさを和らげる「6つのタイプ別」改善法――東洋医学によるメソッドを徹底紹介【チェックリスト付き】
この頑張り屋さんタイプの人は交感神経が優位になる傾向があり、その度合いも強いため、音や光、温度、熱感などの刺激に敏感になりやすくなります。
交感神経優位の度合いが大きいと、ちょっとしたことでも急に怒りが沸点に達してしまうなど、メンタル面でもエネルギーを多く使うことになるため、結果として本人が疲弊するのみならず、人間関係などで損するリスクも増えてしまいます。
体質診断チェックリスト
交感神経と副交感神経のバランスを正常化させるためにも、まずは自分の体質を知ることが大切です。東洋医学では、人の体質を次の6つのタイプに当てはめることができると考えます。
気や血(けつ)が不足する「気虚(ききょ)」「血虚(けっきょ)」、気や血の流れが滞る「気滞(きたい)」「瘀血(おけつ)」、それに水(すい:津液)の乱れ「陰虚(いんきょ)」「水滞(すいたい)」を加えた計6つの体質——これらのうち、自分にはどれが一番当てはまるかをチェックしていきましょう。
当てはまる数が多い「証(しょう:西洋医学でいう病名に当たる東洋医学名)」を把握し、該当するタイプの説明を参照してみてください。
□疲れやすい
□体力がない
□声に力がない
□話すのが面倒
□息切れしやすい
□食欲がない
□胃もたれしやすい
□倦怠感
□無気力感
□昼食後にすぐ眠くなる
□風邪をひきやすい
□むくみやすい
□顔が青白い or 艶がない
□動悸がする
□もの忘れが多い
□めまいや立ちくらみをする
□爪が薄い or 割れやすい
□髪が細くなる or 抜け毛が多い
□筋肉がつりやすい
□目が乾燥する or かすむ
□月経不順
□手足がしびれやすい
□月経血が少ない or 色が薄い
□眠りが浅い or 夢をよく見る
□胸やのどのつまり感がある
□ため息が多い
□気分が落ち込みやすい
□イライラしやすい
□緊張や不安感を感じやすい
□頭痛や肩こりがある
□胸や脇腹の張りや痛み
□お腹が張る
□げっぷやガスが溜まる
□下痢と便秘を繰り返す
□月経不順や月経痛がある
□食後に不快感を覚える



















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