お寺でモーニング!? 東京『築地本願寺』、やたらと映える「18品の朝ごはん」の麗しさ…16点ものごはんの友でおかゆを楽しむ大人の"贅沢"

✎ 1〜 ✎ 137 ✎ 138 ✎ 139 ✎ 140
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
豆腐の柚子あん
豆腐の柚子あんは、上品な柚子の香りが食欲をそそります(筆者撮影)

湯葉いくらに関しては、ツルツルした舌触りの湯葉と、プチプチしたいくらの食感のコントラストが楽しい。いくらのうま味を、豆乳がまろやかに包み込みます。里芋田楽は香ばしく焼き目をつけた里芋に、甘くて濃厚な田楽味噌をトッピング。ねっとりした里芋と、こってりした田楽味噌が、口の中でとろけて、舌の上のうま味を堪能しました。

湯葉いくら
湯葉いくら。いくらが載っているだけで食事全体のごちそう感がアップ(筆者撮影)

江戸一の昆布の佃煮は、かむほどにうま味があふれ、これだけでおかゆ2杯ぐらいいけそう。松露の卵焼きはしっかり甘くて、一口サイズとはいえ、どっしりとした食べ応え。関西で生まれ育ったため、東京に住む前は「甘い卵焼きなんて!」と、否定的でしたが、いざ食べてみると、癖になるおいしさです。

卵焼き
つきぢ松露の卵焼きは、鮮やかな黄色が食欲をそそる(筆者撮影)

どれもこれもが、それぞれにおいしく、ごはんがすすむ味でした。

【すべての写真を見る】本文では紹介しきれなかったおかずも一挙ご紹介!

築地本願寺の大人気朝食、実はチェーン店だった!

築地本願寺カフェ Tsumugi
築地本願寺カフェ Tsumugiを運営しているのは、カフェチェーン大手のプロントコーポレーション(筆者撮影)

さて、ここで本連載のテーマ「チェーン店最強のモーニング」に戻ります。とはいえ、築地本願寺がチェーン店ということではありません。実は、朝食メニューを提供しているTsumugiを運営しているのは、「喫茶プロント」を手がける株式会社プロントコーポレーション。総店舗数は293店舗 (2024年時点)、カフェの店舗数で9位にランクインする、飲食業大手です。

次ページTsumugiの運営元、実はあの大手
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事