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定義の仕方は人それぞれ…それでも84.6%の人が「続けたい」という【人事の仕事】の"深い魅力"

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  • 吉田 洋介 株式会社Trustyyle代表取締役、人事図書館館長

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周囲からは見えづらい「人事の仕事」の魅力について解説します(写真:jessie/PIXTA)
さまざまに定義される人事ですが、私は人事とは「人を生かして事をなす」ことだと考えています――。こう語るのは、学生時代から一貫して人事や組織開発に携わり、500社以上を支援してきた吉田洋介氏。
そんな吉田氏が1000人以上の人事担当者から得た知見とはどんなものなのでしょうか。同氏の著書『「人事のプロ」はこう動く 事業を伸ばす人事が考えていること』から一部を抜粋・編集する形で、人や組織を生かして事業を成長させる人事のプロフェッショナルに共通する考えた方、動き方について解説します。

経営者は「業績にしか関心がない」わけではない

人事の人間にとって、経営陣とのやりとりで「わかっていない」「わかってくれない」と感じることも多いものです。私が設立した人事図書館を訪れる方の中にも「経営陣がわかってくれなくて……」と悲しそうな顔をしている方が少なくありません。

しかし、経営者は本当に「わかっていない」のでしょうか?

たとえば、「社長は業績の話にしか興味がなく社員のことを大切にしていない」「1on1をやってなんの意味があるのかとCFOに問い詰められた」「うちもジョブ型制度にするぞ、といきなり指示された」など、経営陣が打ち出してくる方針や指示について「今の状況でどうやったらいいのか」「こんなことをしたら大変なことになる」とズレを感じ、「うちの経営はわかっていない」と言いたくなるのはよくわかります。

私がさまざまな経営者とやりとりをしてきて感じるのは「経営者は人事が思っているよりも人について真剣に考えている」ということです。

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【人を「駒や部品」のようには考えてはいない】

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