「人生後半の充実度は"腎臓"で決まる」→身体にとって「万能薬」となる簡単な習慣とは
そこで著者が勧めているのが「歩くこと」、すなわちウォーキングだ。ウォーキングには“万能薬”といっていいほどの幅広い効果があるというのだ。
にもかかわらず、かつては「体を動かすのは腎臓に毒だ。腎臓が悪いなら、あまり出歩かずに家でじっとしていたほうがいい」と言われ続けてきたのだという。しかしそれでは、「病状改善の手段」を放棄させられてきたようなもの。「ウォーキングには腎機能をよみがえらせる力がある」という新常識に基づき、積極的に歩くべきなのだ。
「安静」は寿命を縮める早道
繰り返しになるが、「安静」は病気や老化を進行させてしまう元凶であり、それは腎臓病の患者だけに限ったことではないようだ。簡単な話で、安静にしていると筋肉が即座に落ちてしまうからである。
もちろん、これは腎臓病患者だけに限った話ではなく、健常者にもあてはまることだろう。それほど歩行は重要なのだ。


















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