九州民に愛される《野菜爆盛り》ソウルフードの凄さ…家でも作る"日常食"なのに「通わずにいられない」ローカルチェーンの正体

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「全部が入ってこそ、井手ちゃんぽんの味になる。最後に残ったスープを飲むと、小麦の甘みが溶け出しているのがわかります。野菜や具材の旨み、麺の甘み、豚骨スープ、すべてが合わさってこその味なんです」

それが井手ちゃんぽんだ。

実は、カツ丼も人気

井手ちゃんぽんはもともと丼物がメインの店。創業者が大阪で修業したタレを受け継ぎ、「カツ丼」(950円)も名物メニューだ。その人気から、福岡県内には「井手カツ丼」という専門店も3店舗展開している。

武雄北方本店のメニュー
武雄北方本店のメニュー。メニューは店舗によって異なるためWEBサイトで確認を(筆者撮影)

取材の日も、カツ丼の注文がよく入っていた。4人揃ってカツ丼を頼むテーブルも複数見かけた。ちゃんぽんだけでなく、カツ丼を目当てに訪れる常連も多いという。

なお、店舗によってカツ丼の提供有無が異なるため、事前にWEBサイトで確認を。

取材後日、カツ丼を食べに再訪した。こっくりとした甘めのタレに、半熟の卵をまとったサクサクの揚げたてカツ。ごはんが止まらない。

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