「今年こそ新規事業!」成功させたい人が知っておくべき"本質"【専門家が解説】

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
カードを持つビジネスマンのイメージ
新規事業を企業変革の「キラーカード」として使うために必要なこととは?(写真:Gearstd/PIXTA)
「サラリーマンに新規事業なんてできるわけがない」かつてよく囁かれた意見は、いまではすっかり影をひそめ、多くの企業から「新規事業」が続々と生まれている
ただ、新規事業は生まれるものの「大きなビジネスにならない」「人は育つが、育った人ほど辞めてしまう」など「次なる課題」に直面している企業は少なくない。
これまでに230以上の日本を代表する企業の新規事業を支援し、累計2万3000を超えるプロジェクトの創出に関わってきてきた「新規事業のプロ」である麻生要一氏が、この度、6年ぶりの新著新規事業の経営論を上梓した。
「1→100に必要な全仕組み」をはじめ、新規事業のすべてを書いた決定版である同書は、発売前に増刷が決まるなど、早くも話題を呼んでいる。
その麻生氏が、「新規事業の壁」について解説する。
【この記事の後編】
「今年こそ新規事業を成功させる!」鍵となる「ハンティング・ゾーン」の活用法

新規事業は何のためにやるの?

新年の仕事始め。多くの企業で交わされる会話があります。

『新規事業の経営論: 100億円超の事業をつくる18のシステム』
『新規事業の経営論: 100億円超の事業をつくる18のシステム』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

「今年こそは新規事業を立ち上げたい」「そろそろ第二の柱を創りたい」

しかし、この数年で明らかになってきたのは、新規事業は“始めること”よりも“企業価値を押し上げる存在に育てること”のほうが圧倒的に難しいという残酷な事実です。

前作『新規事業の実践論』で普及した「顧客のところに300回行く」という手法は、新規事業を生み出す再現性を確立し、多くの企業が0→1の創出に成功しました。

しかし、それでも日本企業には共通の悩みが残っています。「新規事業は生まれるが、大きくならない」「せっかく育った人材が辞めてしまう」。

なぜ、このギャップが生まれるのでしょうか。そもそも新規事業は“何のためにやるのか”。

仕事始めの今こそ、この原点に立ち返るべきタイミングです。本稿では、『新規事業の経営論』で提示した「新規事業の本質」をあらためて解説します。

次ページ企業変革の「キラーカード」として使う
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事