「今年こそ新規事業!」成功させたい人が知っておくべき"本質"【専門家が解説】

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

前作から一貫して述べている通り、新規事業はWILL──個人の原体験に基づく強い内発的動機──からしか始まりません。

実際に、新規事業チームが数々の壁を突破しながら事業を立ち上げていく姿は、このWILLドリブンの力によって支えられています。

しかし、このWILLには避けられない弱点があります。

それは、企業の中長期戦略と「ズレる」可能性が必ず発生するという点です。

なぜWILLドリブンは「ズレ」を生むのか

フリーテーマで新規事業募集を行うと、自由度が高く情熱的な案が集まります。なかには会社の戦略と驚くほど一致するテーマもありますが、それは“たまたま”です。

一方で、「会社の方向性とのりしろがないのに、アクセラレーションによってそこそこ大きくなってしまう新規事業」も生まれます。

すると、経営としては「戦略との接続が弱いため大きな投資はしづらい」という判断になり、結果としてプロジェクトは縮小・撤退し、リーダーが疲弊する。

これは全国の企業で繰り返し起きています。

問題は情熱ではなく、WILLと戦略を結びつける仕組みが存在しないことにあります。

次ページ祈りの経営をやめるための方法
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事