「結婚コスパ悪い説」の、残念すぎる"勘違い"

死ぬまで食いっぱぐれない、本当の「備え術」

一つ目は、「老後にも働ける環境を確保しておく」ということ。そのためのスキルを、若い頃に身につけるのだ。

例えば士業などは、一生続けられる仕事だ。あるいは商売も、定年というものがない。それ以外にも、老人になっても働ける仕事というのがいくつかある。そのためのスキルを、今から養っておくのだ。

二つ目は、資産でも新たな資産を形成しやすい、不動産や有価証券を手に入れるよう、若いうちから努力すること。

投資しまくることで「心の負担」が減る

三つ目は、家族に投資すること。結婚し、子供を産み、地域の人々ともつながりを深める。助けられるときに、できるだけたくさんの人を助ける。今持っているおカネを、誰かを助けるために使いまくる。

四つ目は、社会保障。社会保障は、いざというときのセーフティーネットだが、これを心置きなく受けるためには、変な言い方だが、税金や年金、保険金を払えるときにけちけちせずにしっかり払うということである。税金や年金、保険金を払えるときにしっかりと払っておけば、いざというとき社会保障に助けられても、心の負担が軽くなる。心の負担が軽くなると、それだけ生きやすくなるのである。

まとめると、老後に備えるためには、若いうちにいろいろと「投資」しておくということだ。老人になっても働くスキルを身につけるために投資し、不動産などの資産を形成するために投資し、子供のために投資し、社会保障を得るために投資する。

そういうふうに投資をしまくっていると、現金など手元になくなるが、それでいいのである。それは、貯金をするよりよっぽど賢い老後への備えなのだ。

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