「全てうまくいく!習主席は一時的に判断を誤っただけだ」トランプ政権、中国との貿易摩擦の緩和に向けた取引にオープンな姿勢をアピール

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(写真:ブルームバーグ)

トランプ米政権は12日、中国との新たな貿易摩擦の緩和に向けた取引にオープンな姿勢を示した。一方、中国政府が発表した最近の輸出規制については協議を進める上で大きな障害だと警告した。

バンス副大統領は米中で激化する貿易対立を巡り、「理性のある道を選ぶべきだ」と中国側に呼びかけ、摩擦が長引けばトランプ大統領の方が有利だとの認識を示した。

トランプ氏はその後、習近平国家主席に対して事態打開の余地を残す一方で、全面的な貿易戦争になれば中国が打撃を受けると暗に警告した。

「中国のことは心配いらない。全てうまくいく!尊敬される習主席は一時的に判断を誤っただけだ。彼は自国が不況に陥ることを望んでいないし、私も望んでいない。米国は中国を助けたいのであって、傷つけたいわけではない!!!」と、トランプ大統領が自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

トランプ、バンス両氏のコメントは、中国に最近の貿易措置を見直すよう圧力をかけつつ、報復の応酬による緊張激化は避けられると市場に安心感をもたらそうとしていることを示唆している。

著者:Josh Wingrove、Maria Paula Mijares Torres

ブルームバーグ
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