「やりきっていないなら、やろう。まだ遅くない」ーー "人生のゴールデンタイム"が過ぎ去ったミドル・シニア世代にホリエモンが送るエール

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そしてあとひとつは、環境によるブロックだ。年齢を重ねるにしたがい、社会的責任は増す。それが身軽さを奪ってしまう。やりたいけれど、できない。そんな足かせになる要因が増えていく。

僕のまわりの成功者たちはよく言う。「何億円払ってもいいから、あのころの若さが欲しい」と。それは過去を懐かしむ感傷的な意味合いではない。

尽きることのないエネルギー。膨大な時間。そして何も失うものがないからこその自由。それらがもっとも大きなリターンを生む資産だと知っているからだ。

よく言われるように、若さとはそれ自体が武器である。若者はどれだけお金を積んでも得られない究極の武器を手にしているのだ。

時の経つスピードはすさまじく速い。気づけば僕も50代だ。あっという間だった。

そしてこれからもっと早く時間は流れるだろう。

いますぐ本気を出そう

若者に改めて伝えたい。君のその「いま」は当たり前のものではない。ずっと続くものではない。君は人生でもっともパワフルなゴールデンタイムの最中にいるのだ。

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「いつか本気を出す」そんなふざけたことを言うな。言い訳と先送りはやめろ。

君の特権的な賞味期限は短いのだ。その代わりいまは無敵である。いま挑戦するかしないかで未来はまったく別物になる。大きなリターンを得たければいますぐ本気を出そう。動こう。

そしてゴールデンタイムを過ぎた人にはこう伝えたい。やりきっていないなら、やろう。まだ遅くない。若手に負けてはいられない。やりきっていないなら、そのぶん伸びしろがあるということだ。

体力も、時間も、自由も工夫しだいで拡張できる。ゴールデンタイムは過ぎたが、プライムタイムは残っている。大人の戦い方を見せてやろう。

「若手を応援するだけで満足」「もう自分はいいよ」そんなつまらないことを言うな。ゴールはまだまだ先なのだ。

POINT:若者は野心をたぎらせろ。中年は野心を灯し続けろ

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堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年、福岡県生まれ。実業家。SNSグループ株式会社代表。現在はロケット開発や、アプリのプロデュース、また予防医療普及協会として予防医療を啓蒙する等、様々な分野で活動している。会員制オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」のメンバーは500人を超える。『本音で生きる』(SB新書)、『多動力』(幻冬舎)等、著書多数。

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