「もっと自分で考えろ」と言うだけ上司の無責任 外資系マネジャーが実践してきた、部下の「考える力」の磨き方

部下の「考える力」を鍛える方法
「もっと自分で考えて行動してほしい」というのは、多くの上司が部下に望んでいることです。自分で考えて行動できる部下が増えれば、仕事のスピード感は増し、チームの成果も高まるからです。管理職としての負担も軽くなり、自分ならではの仕事に注力もできます。
そこで、「あなたはどう思うの?」と部下の考えを聞くようにしている。仕事を任せて自分で考える機会を増やす。あるいは、「1つ上の立場で考えてみよう」と、視座の高さや視野の広さを促す――このようなマネジメントを行っている管理職も少なくありません。
もちろん、部下の考える力(思考力)を鍛える最もよい方法は、実践を通して、自分で考える機会をたくさんつくることです。
しかし一方で、部下の思考力が期待するように伸びず、「考えがピント外れで困ってしまう」「考えがまだまだ浅くて……」「安心して任せられない」といった悩みも尽きないようです。
部下の思考力を鍛えるためには、実務経験に加えて意図的なトレーニングを行うことが効果的です。それが、上司の部下に対する「2つの問いかけ」です。
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