もはや「本来の目的」はわからない…【会議のための会議のための会議】という"謎現象"はなぜ起こる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
「会議のための会議のための会議」がなくならない理由とは(写真:horiphoto/PIXTA)
忙しいビジネスパーソンにとって、もっともムダな時間だと感じるのが、「開催することが目的化しているミーティング」への参加と、その会議のために用意しなくてはならない「膨大な資料」の作成ではないでしょうか。
さまざまな場面で開かれるこうした「ムダな会議」は、なぜなくならないのでしょうか。その背景について、クロスリバー代表取締役・越川慎司氏の著書『AI分析でわかった 仕事ができる人がやっている小さな習慣』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

「開かれること」自体が目的になってしまっている

たとえば、「毎週、月曜日の10時は定例会議」ということが、決まっているとします。

あなたは、アウトルックとかGoogle カレンダーに入っている会議の予定を見て、こう感じているのではないでしょうか。

「あ〜あ、月曜は朝から会議か、面倒だなぁ。まあ、座っていれば勝手に終わるから我慢、我慢」

こんな会議は、まさに、「開かれること自体が目的になってしまっている会議」です。

次ページ必要なことが決定するなら、やる価値はあるが…
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事