アニメ映画《歴代興収トップ10》「鬼滅の刃」が異次元の強さ!「ワンピース」「スラムダンク」など、"2020年以降"にヒット規模拡大の理由は?

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本作を観て、アニメのおもしろさに魅了された観客は少なくないだろう。同時に、アニメ鑑賞が身近なレジャーのような楽しみになった。推し活が世の中的に広がっていた影響もあるかもしれない。かつてはオタクのジャンルに位置づけられていたアニメが、誰もが当たり前に楽しむコンテンツに変わった。

冨岡義勇
冨岡義勇(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

「呪術廻戦」「ハイキュー!!」などが100億円超え

我妻善逸
我妻善逸(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』以降、アニメ作品のヒット規模は明らかに拡大している。

シリーズ初の劇場版アニメとなった『劇場版 呪術廻戦 0』、少年ジャンプからのアニメ化作品となる『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(116.4億円)は、いずれも関係者の想定以上の大ヒットとなり、『名探偵コナン』劇場版シリーズは2023年以降3作連続で100億円を突破している。

人気シリーズや原作知名度のある漫画の劇場版アニメは、その多くで大ヒットが続いている。

ここ最近では、『少年ジャンプ』発となる、シリーズ初の劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』が公開2週で30億円に迫る大ヒットスタートを切ったばかり。

今後は人気漫画の劇場アニメ化作品がますます増えていき、100億円超えシリーズが続々と誕生していくかもしれない。

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