アニメ映画《歴代興収トップ10》「鬼滅の刃」が異次元の強さ!「ワンピース」「スラムダンク」など、"2020年以降"にヒット規模拡大の理由は?

『鬼滅の刃』シリーズ2作のほかに、スタジオジブリ作品、『少年ジャンプ』発の人気漫画のアニメ化作品、新海誠監督作品、人気シリーズの『名探偵コナン』がTOP10のうち9作を占め、唯一の洋画アニメはディズニーの『アナと雪の女王』(255億円/2014年)だ。
世界的に評価を受ける日本アニメのクリエイティブがあってこそだが、それに加えて、人気シリーズや制作力の高いスタジオのブランドが浸透し、アニメ作品が“映画館に観に行くコンテンツ”として一般層に定着していることが示されている。
2020年以降のアニメ映画が目立つ
アニメ映画歴代興収TOP10で興味深いのは、コロナ禍を経た2020年以降の作品が半数を占めている点だ。
1位と2位の『鬼滅の刃』シリーズ2作のほか、6位に『ONE PIECE FILM RED』(203.4億円/2022年)、9位に『THE FIRST SLAM DUNK』(164.8億円/2022年)、10位に『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(158億円/2024年)がランクイン。
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