偏差値28→70!部活三昧だった「中学3年生の息子」…。成績向上の一助となった《部屋の作り方》とは?
脳が整理して再構築する
参加者に、事前に「1週間後のテストへの自信」を聞いたところ、もっとも自信を示したのが繰り返し読んだBグループ、逆にもっとも自信がなかったのが「思い出しテスト」をしたDグループでした。
しかし、実際の結果はまったく逆でした。Dグループの参加者は、他のどのグループよりも成績が良かったのです!
前述の通り、1週間後に行われたテストは、単純な暗記だけでなく深い理解も問われました。つまり、Dグループの人は、自分で「思い出しテスト」をすることで、正確で深い知識を長く、大量に憶えることができたのです。
面白いことに、「コンセプトマッピング」でしっかり内容整理したように思えるCグループの参加者と較べても、Dグループの参加者は、約50%も高い記憶力スコアを示していたのです。
「思い出しテスト」恐るべし!
なぜ、こんな現象が起きたのでしょうか?
「思い出しテスト」は、ごまかしが効きませんから、脳が「これはまずい」と考え、急ピッチで、読んだことを整理して、取り出しやすく再構築したのです。
2つのメソッド、いずれも次の学習(テスト)から、ぜひ試してみてください!
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