長野の"移住者限定"団地が素敵! カーシェア、コワーキング無料など移住の不安を払拭、その後の市内定住率も約9割 「ホシノマチ団地」
ホシノマチ不動産はコワーキングスペースの建物の一角にあり、夫妻そろって通勤は家から歩いてすぐ。うらやましい環境です。
「移住者ばかりだから共通点もあったりして、団地のコミュニティはとてもいい雰囲気です。だいたい1~2年で団地を出て佐久市内の別の住まいに移る方が多く、また新しい移住者の方にも出会えて、とても刺激になります」
牧原さん家族は今後、市内の古民家を購入し、リノベーションして住む計画があるのだとか。仕事はふたりとも変わらず、ここホシノマチ団地で、笑顔で迎えてくれます。


数字が物語る取り組みの成功
ほどよい距離感のコミュニティと、地域で輝ける場を見つけられる、移住者限定のホシノマチ団地。牧原さんのような常駐の団地スタッフがいることがなにより心強く、コンシェルジュではなく移住者が活躍できるようサポートする存在、という立ち位置がとても頼もしく感じました。
取材時は入居予定のある1室を除いて満室で、待機者も10組ほどいる状況。この取り組みの成功は、佐久市内に定住する人が約9割、長野県内では9割以上という数字が物語っています。ほかの地域でも、空室の多い公営住宅を利活用して展開できるモデルとして、今後ますます注目を集めそうです。
取材・文/塚田真理子
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