不調の原因は「体内のエネルギー工場」の弱体化にあった?知っておきたい「ミトコンドリアと病」の関係
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ミトコンドリアの元気がなくなるとどうなる?(写真:アン・デオール/PIXTA)
近年、細胞内の「エネルギー工場」であるミトコンドリアに注目が集まっている。著者の武本重毅氏は「アンチエイジングのカギは、ミトコンドリアを健康に保つことにある」と説く。
ミトコンドリアが私たちの体の中で果たしている重要な役割とは……。ミトコンドリアを元気に保つための実践法を伝授する(『ミトコンドリアから読み解く老化と再生 - 「老けた人」と「若々しい人」の違いはミトコンドリアだった!』より一部抜粋、編集してお届けします)。
ミトコンドリアの役割は、細胞にエネルギー(ATP)を供給することでしたね。では、その働きが落ちると、どうなるのでしょうか?
⃝ ATPが減る → 細胞が元気をなくす
⃝ 活性酸素が増える → 細胞や遺伝子が傷つく
⃝ 細胞がうまく修復できない → 機能が低下する
⃝ 活性酸素が増える → 細胞や遺伝子が傷つく
⃝ 細胞がうまく修復できない → 機能が低下する
このような“細胞の不調”が続くと、やがて臓器全体の機能も落ちていきます。
なぜミトコンドリアは弱るのか?
では、ミトコンドリアが弱ってしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか。原因として考えられるのは次のようなものです。
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