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Jリーガー時代の"挫折"が導いた"雲の上"の部屋《自宅家賃7万円から65万円への軌跡》。高層マンションで作り続ける「体整える食事」

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  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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Instagramではときに“ひとり”を嘆いている小泉さんだが、今は自分の気に入った空間で心ゆくまで仕事に打ち込める暮らしを、謳歌しているように見えた。

「努力は裏切らない」を証明したい

小泉さんが今も大切にしているのは、どんな場面でも「誰かの期待に応えたい」という気持ちだ。サッカーというフィールドを離れても、料理や健康、ビジネスの世界で誰かの力になれるということに、手応えを感じている。

料理研究家としての原点ともなったエプロンをプロデュース。著書は子どもの成長や手軽なレンチンご飯、健康や美容など、切り口も多様な4冊を既に出版している。(撮影:ヒダキトモコ)

「努力って、思いどおりの形ですぐに報われることは少ないかもしれません。たとえばプロスポーツ選手になっても、そこから活躍できるのはほんの一握りですから。

でも全てをかけて、ひとつの道に打ち込むことは、決して無駄にはならない。そこで積み重ねてきたものは、後々形が変わったとしても、いつか必ず自分の支えになってくれると信じています。

僕の場合は料理を通じて、そのことを実感できました。だから、これからも挑戦を続けて、努力は裏切らないということを示し続けたいんです。その僕の姿が、間接的にこれからチャレンジをする誰かを、後押しできるんじゃないかと思っています」

うまくいかない日が続いたとしても、負けん気や粘り強さを手放さずにいれば、努力はきっと、想像を越える場所へと自分を連れていってくれる――。小泉さんは今も人生をかけてその信念を証明しようとしている。

今でも体づくりのために自炊をしている。「技術が身に付いているので、今はササっと作ったものでも我ながらおいしいなと思っています」(撮影:ヒダキトモコ)
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