「地方だけど車は持たない」「外食は妥協しない」…築35年賃貸マンションに暮らす40代夫婦が実践"低収入でも豊かに生きる秘訣"

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
少ない収入でも満足感を得られる、40代夫婦が実践する方法とは…?(撮影:メグミ)
築35年の賃貸マンションでの夫婦2人暮らしや、日々の気づき、心動かされた瞬間を動画発信している深尾双葉さん。かつては古道具屋を営み「物を集めることが大好きだった」という彼女は、能登半島震災、そして40代に入ったことを経て、物との向き合い方が変わってきたと言います。
お気に入りを集めることに夢中だった日々から、余白を楽しむ暮らしへ。40代で始めた「手放し」を通して得られた価値観や考えは、これからの人生を楽しむための唯一無二の財産になったそう。
本記事は深尾さんの著書『ほんとうの豊かさに出合うための9週間 部屋と心が自然に整う“一生もの”の暮らし』より一部抜粋・再編集してお届けします。
【合わせて読む】「収納が多いほど片付く」は大間違い? 築35年の賃貸マンション“押し入れ1つ”で暮らす40代夫婦が実践、ふすまを外した《見せる収納法》

生活の定番品を決めて無駄な支出を回避

買い物が好きだった頃、とにかく欲しいからと収入に見合わない散財も数多くしていました。今考えるとなんて無謀なことをしていたのだろうと思います。

そんな不毛な時代を経て、無駄な買い物をしないために決めたのが、自分の定番品。食材も洋服も消耗品も、ある程度自分の定番となる物を決めてからは、不要な物をほとんど買わなくなりました。今では、定番の物だけで十分完結できると実感しています。

【画像を見る】「手放し」を通して自分の定番を決めた深尾双葉さん。ご夫婦で紡ぐ、五感が満たされる暮らしの様子はこちら
次ページ納得のいく定番にたどり着けた理由
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事