テック系夫妻が「築60年超・温泉付き中古マンション」を購入した理由。400万円の物件をリノベで"最高のリモートワーク拠点"を実現
「伊豆にはだいたい、週に2日くらい滞在していますね。平日の早朝にふと思い立って『今日はあっちで働こうかな』と来て、その日のうちに帰ることもあります。休日に家族と車で来ることもあるし、私ひとりで出先からそのまま新幹線に乗ってパッと来ることも」(mochikoAsTechさん)

新幹線で東京から約1時間の好アクセス、そして絶景の温泉付きマンションということで、友人たちが続々と遊びに来るのだとか。
「みんなでボードゲームを楽しみながら、続々と温泉に浸かる。あと夏の時期は新鮮なお刺身や貝を食べながらベランダで花火を観たり。遊びに来た友人たちが気軽に泊まれるように、リビングにソファとしても使えるゲストベッドを3つ用意しました」(mochikoAsTechさん)

お客様分の食器や食材を保管するパントリースペースも十分に確保されています。
「せっかくの2拠点生活だから、東京の自宅ではあまりしないことをしてみようと思ったんです。お水がおいしいエリアだから、コーヒーの器具をそろえて豆を挽いたり、良い炊飯器でお米を炊いて海鮮丼を楽しんだり。そのために家具家電にもこだわりを詰め込みました」(mochikoAsTechさん)

理想の働き方と暮らしを、自分たちの手でつくる
地方物件の購入やフルリノベーションにはハードルもあったけれど、「自分たちがどんなふうに暮らしたいか」を丁寧に考えたからこそ、納得のいく空間にたどり着けたのだそう。
「2拠点目だからこそ妥協や間に合わせはやめました。普段は東京の自宅で暮らしているので、引っ越しと違って家具や家電で『納品に数カ月かかります』と言われても大丈夫。本当に欲しいもの、好きなものだけを詰め込んだ理想の家です」(mochikoAsTechさん)
暮らしも、働き方も、自分たちの理想を突き詰めていく。そんな夫婦のスタイルが、この一室には詰まっていました。2拠点目の書斎でどんなふうにリモートワーク環境を整えていったのかについては、技術同人誌の『最高のおうちオフィスではたらくvol.3~海が見える2拠点目で快適リモートワーク~』で詳しく紹介されています。

取材・編集/小沢あや(ピース)
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