
9月7日(日)午前5時半過ぎ、富士山から朝日が昇った。
場所は、静岡県富士宮市「朝霧高原ふもとっぱらキャンプ場」。
2年ぶりに訪れた「三菱スターキャンプ」では、各種アウトドア・コンテンツだけではなく、「デリカミニ」の実車公開や次期「パジェロ」に関する話題にも触れられ、盛りだくさんなイベントであった。

参加者や主催者である三菱自動車工業(以下:三菱)関係者らと意見交換する中で、改めて「三菱らしさ」を全身で感じられた場でもあった。
新型「デリカミニ」実車を正式に初公開
三菱スターキャンプは、1991年に始まった三菱ユーザー向けのファンイベント。1998~2006年の9年間は中断していたものの、毎年開催されており今回が21回目となる。
2017年からは、全国の販売会社(ディーラー)が主体となるローカル版のスターキャンプも開催されるなど、スターキャンプの輪はどんどん広がっている。
筆者は2023年に「アウトランダーPHEV」で参加したが、このときは「三菱らしさ」を維持することの難度を痛感した。

あれから2年が経った今、三菱はキャンプ関連での新規事業「NOYAMA」を稼働させるなど、「三菱らしさ」をより明確にする活動を加速させている。
そうした中で、三菱にとって追い風となっているのが、国内市場に魅力的なモデルが整い始めていることだ。
今回のスターキャンプの目玉のひとつが、新型「デリカミニ」の初公開だ。

秋の発売(9月18日に10月29日発売と正式に発表された)を控えて8月22日から予約注文を開始しており、一部の販売店では実車を公開しているが、三菱主催イベントとしてユーザー向けにお披露目するのは、これが初めてだった。
メインステージには新色「サンドベージュパール」と「デニムブルーパール」を含めた各種カラーのデリカミニが並んだ。
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