今回の参加募集は限定400組で、そこに2000を超える応募があったというが、参加者が乗ってきたクルマの多くに「デリ丸。」のぬいぐるみが飾られていたのだ。

なお、参加モデルは「デリカD:5」が63%、次いで「アウトランダー」(17%)、「デリカミニ」(6%)、「パジェロ」(5%)だ。
筆者も2023年のスターキャンプで「てのりデリ丸。」をウチの仲間に加えたのだが、さらにサイズの大きな「だっこデリ丸。」や、47都道府県の被り物をした「ご当地デリ丸。」と、スターキャンプを連想させる隠れキャラ「富士山ご当地デリ丸。」も販売され、人気を博している。
今回の新型デリカミニでは、予約注文特典として新色を含む4色の「だっこデリ丸。」のうちひとつがプレゼントされるという。

「三菱=アウトドア」のイメージが、スターキャンプの発想にあるわけだが、モデルとしてはクロカン系本格4駆のパジェロ、唯一無二のオフロード系ミニバンであるデリカD:5などがあり、いずれも「ゴツイ男性的なイメージ」がベースにある。
アウトドア系ではないが、WRCでオフロードを主戦場とした「ランサーエボリューション」も男性的だ。
そんなゴツさを「ゴツかわいい」へと進化させた、「デリ丸。」が三菱ブランドの間口を一気に広げたと言えるだろう。

新型「パジェロ」は本当に出るのか?
そうした中、スターキャンプが開催される直前に「パジェロ、来年度内に日本復活」というニュースが一部で報道された。
あくまでの報道ベースであり、本稿執筆時点では三菱本社から正式ニュースリリースは出ていない状況だったが、スターキャンプでは当然、「あのニュースは本当か?」という話が広がった。
商品企画を取りまとめる三菱関係者は、この件について「お客様やメディアから期待の声があることは十分に承知している」と言うにとどめた。
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