日本人が大量に食べまくる"魔法の粉の食品添加物"「加工デンプン」のヤバすぎる裏側

✎ 1〜 ✎ 98 ✎ 99 ✎ 100 ✎ 101
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ハンバーガー、フライドポテト、チキンナゲットといえば、ファストフードの主力商品にして子どもたちの大好きなメニューです。

その安全性が根幹から揺るぎかねない事態が起こっているのです。メーカーにはすみやかに情報開示を求めたいと強く願います。

「消費者が混乱する表示」の実態

ちょっと食品添加物に関心のある人なら「加工デンプンは表示がわかりづらい」という不満をお持ちかもしれません。

確かに市販の加工食品を見ると原材料表示に「加工デンプン」と書かれているときもあれば、「糊料(加工デンプン)」などと書かれている場合もあります。挙句の果ては、ひとつの食品に「加工デンプン 糊料(加工デンプン)」などと書かれているものもあり、混乱するのも当然でしょう。

「加工デンプン」の使用目的が増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料の場合は、目的と物質名との併記が必要です。

たとえば増粘剤(加工デンプン)、あるいは他の添加物と併用した場合は、糊料(加工デンプン、増粘多糖類)などといった具合です。

これらの使用目的以外では、たんに「加工デンプン」と表示されます。たとえばつなぎや成形の目的などに使用した場合です。

次ページファストフードを食べるならおやつに工夫を
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事