「最低でも5歳下」「20代と結婚したい」という中高年男性に賛否… "年の差婚"狙う《おじアタック》実際の成就可能性は?【データで見る】
婚活中の美香さん(35歳)は、結婚相談所に登録して間もなく心が折れそうになったという。
「登録直後に30人ほどからお申し込みがありましたが、40代後半から50代の男性が多かったんです。自分に人気があるとは思っていませんが、希望していた同年代ではなく、ひと回り以上も年上から“結婚相手としてちょうどいい”と思われている事実が、婚活市場において自分の価値が低いと突きつけられたようで落ち込みました」
「おこがましい」「個人の自由」と賛否両論
こうした現象は、美香さんだけの特殊なケースではない。
年齢差を顧みずに若い女性へアプローチする中高年男性は少なくなく、この傾向はネットやSNSで「おじアタック」と呼ばれている。書き込まれる意見には「おこがましい」といった厳しいものや、「個人の自由」と擁護する声など賛否両論だ。
性別が逆のパターンもあり、マッチングサービス内では「おばアタック」と呼ばれる、年上女性が年下男性に積極的にアプローチする現象も確認されている。
もちろん、いくつになっても、相手が何歳年下であろうと、もしくは年上であろうと、アプローチするのは個人の自由だ。
ただ、本気で結婚したいと考えている人にとって、それは得策なのか。そして実際、“年の差婚”はどれくらい現実的なものなのかを検証していきたい。



















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